私自身は加齢臭と言われるにおいが一体どういうにおいなのか、はっきり特定できていないのですが、中年になると耳の後ろや身体の皮脂を分泌する部分から独特の嫌なにおいが発生するという話はよく耳にします。それは血のような、古木のような、ものが燃えるような、不快なにおいだと聞きました。
私の知り合いの身だしなみには人一倍気を使うタイプの老人は、体臭がバラの香りになるというガムを噛んで気をつけておられました。また、別の30代の男性は、奥さんに枕のにおいが我慢できないと言われ、別々に寝るようになったという話を聞きました。加齢臭の話題を出し、気にしているのがいずれも男性だったので、男性特有のものという印象を持ちました。